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とかちロングトレイルクラシックは、とかちロングトレイル推進協議会が主催しています。とかちロングトレイル推進協議会は十勝の魅力を高め発展させることを目的として設立された、官民一体の連携機構です。

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 健康や環境に良いことを生活の中に採り入れる人が増えています。そんな中で歩くことを楽しむ人がずいぶん多くなってきました。旅の目的は人それぞれですが、日常を離れ、新鮮な風景やおいしい食べ物、そして気の合う人に出会うことは旅の大きな楽しみといえましょう。

 快適な道路が整備され自動車が普及した今、広い大地を駆け巡る旅は北海道ならではの魅力がありますが、自分の足で歩くことによってはじめて味わうことのできる楽しみも多彩で奥深い魅力があります。

 四季の変化が明瞭で日々刻々と変化していく自然や農地の風景の中を、気の向くままに歩く中で今まで知られていなかった魅力や感動を味わうことができるでしょう。

 とかちロングトレイル推進協議会は、このような古くて新しい旅のスタイルを普及・定着させることを通じて、十勝の魅力を高め発展させることを目的として設立された、官民一体の連携機構です。

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 北海道十勝では、恵まれた自然を背景として、日本では他に類をみない大規模で高度に機械化された農業が営まれています。安全で安心な食料の生産は国民の願いであり、生産地の使命です。

手を抜いて美味しい作物が採れる話はあまり聞いたことがないことでしょう。豊富な知識と経験、それに愛情を注いで、はじめて自信を持って出荷できる作物ができるのです。そのありのままの姿を見ていただくことも、十勝ロングトレイルの楽しみ方の一つです。顔見知りの農家や風景に出会えたら、一段と楽しい十勝との関わりがことでしょう。採れたての農産物、しぼりたての牛乳、管内のあちこちに整備が進むトレイルルートの中からお気に入りの道を選び、自慢したくなる体験をたくさんしてください。

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 子供たちの体力低下や、成人病の蔓延、お年寄りの健康維持など保健福祉のあり方があらゆる世代の国民を対象として問われています。また健全な社会を築くためにはたくましく思いやりのある人を育てる自然体験活動が重要な役割を果たします。ロングトレイル構想は、優しくも厳しい自然の中を自らの力で歩くことによって命の尊さを体験し、豊かな社会を作るための取り組みであると考えます。

 トレイルルートの沿線にはイモ掘りや羊の世話、牛の乳搾りなどの農業体験、アイスクリーム作りやそば打ちなどの農産物加工体験、豪快な水しぶきを上げて川を下るラフティングや動物の気配に野生の感覚を呼び覚ます森林探索、都会では忘れられた本物の星空などたくさんの魅力があります。それらの魅力に一人でも多くの人が触れ、楽しんでもらえるフィールドを創ることもロングトレイルの目的です。